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『ランブレッタ1型 シュウ君号 路上復帰の歩み 〜第10歩〜』

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ランブレッタランブレッタゆーてますが、今回は記念すべき第10歩。

 

と言うわけで、前置き全くなしで作業を進めます。

とりあえずエンジンケースのスタッドボルトを一本一本ダブルナットをかけて抜いていきます。

 

新しいスタッドボルトです。

 

スタッドボルトは抜けて欲しくないので、ロックタイトを塗ってからダブルナットで一本一本入れていきます。

 

1本、マフラーの後ろ部分を取り付ける部分のスタッドボルトはアホになってました。。。涙

リコイルあんまりしたことないんだよなぁ・・ まぁ後で考えよっと。

 

スタッドボルトが全部入りました。わーい これ地味な作業なんですけど、嫌いじゃないんです。。

 

そうそう、1型に限らず組み立てや修理にはマニュアルがある方が絶対いいです。

黄色いスパナーズマニュアルはもちろん、1型のパーツリストがあります。

ワッシャーやネジなど、順番や要不要などを一つ一つ確認しながら組んでいけるので安心です。

 

次はドライブシャフトとシフトチェンジレバーを組み込んでいきます。

 

まずは先日組み立てておいたドライブシャフトをリアハブベアリングに入れます。

とその前にシャフトにOリングを忘れずに入れます。グリスを塗って、

 

つるっと入れればOK。このOリングとリアハブベアリングに取り付けたオイルシールの二重でリアドラムの中にオイルが侵入するのを防ぐと言うわけですね。

リアブレーキにオイルが回って、ブレーキが聞かない場合はこの二箇所をチェックすると言うことになります。

 

リアハブベアリングにグリスを塗って、

 

ドライブシャフトの真ん中の穴にシャフトを差し込んで、

コンコンコンコン・・・すれば入ります。焦らずまっすぐに入れるのが大切です。

途中で、

音が変わったら全部入りきったと言うことです。

 

リアハブ側に出てきました。

 

スペーサーを入れて、

 

リアハブコーンを入れます。この時、コーンの切れ目とドライブシャフトの凸部分が重なるようにします。

なんてわかりやすいんだ・・・(自画自賛)

 

ここで、作業中にリアハブがケース内部に戻っていかないよう、リアハブ側に引っ張って固定しておくことをオススメします。

適当なものを挟み込んで、

 

手でキュっと締めておきます。そんなに固く締める必要はありません。

 

ドライブシャフトが入りました。

 

次にシフトレバーを取り付けます。

 

そんなに難しくないです。まずはシャフトにグリスを塗っておきます。

 

ワッシャーにグリスを塗ってずれないようにします。

 

可動部にはグリスを塗っておきます。

 

チェンジレバーをドライブシャフトに入っているスライディングドッグの溝に上下入れていきます。

 

チェンジシャフトをゆっくり差し込みます。この時に、シャフトのギザギザ部分がシフトレバーに合わせて入れます。この時、ワッシャーがずれないように気をつけるのが大切です。

 

下のドライバーで示している部分にシャフトの凹部分が来るようにゆっくり調整します。

 

うまく入ったら、ランブレッタで唯一の9ミリのラチェットの登場です。

なんでここだけ9mmのアタマのボルトなのかは知りませんが、ここだけです。

 

次に、シャフトの外側を留めます。右から入れる順番です。

 

グリスを塗って、Oリングをしっかりと押し込みます。

 

次にワッシャーを乗せます。

 

でサークリップで留めたらおしまいなのですが、よくあるのが、シャフトがケース側に入り込みすぎて、サークリップの溝が出てきてないことがよくあります。

その時はケース内からシフトチェンジレバーを少し押し上げます。この時ワッシャーとケースに隙間がない方がいいです。調整は難しいですが、ここがゆるゆるだとオイル漏れの原因になります。

 

無事にサークリップで留まりました。サークリップとワッシャーにもグリスを薄く塗っておきます。

 

しかし地味な作業ですねー が一つ一つの作業をきちんとすることが安心と愛着に繋がりますもんね。

まーだまーだ続きまーす。

 

では★


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