見てみると、第一回目の「Revell社 『ロンドンバス』 1/24 製作記」の更新が、
2013年11月29日。
完成までに1年と1ヵ月かかってしまいました。
おひまな方、もしよければロンドンバス製作記事、第一回から見てみてください。
第一話はこちら
こんなに細かい部分まで作り込んでるロンドンバスはなかなかないんじゃないかと。
検索してもまぁまぁなのはあるんですけどね~
さて、今日は12月31日。
無事にロンドンバスの納品も終わりました。
一眼で撮影する時間がなかったので、iPhoneでの撮影になってしまったのが心残りですが
またいつか撮影する機会があれば撮影し直したいと思いマス。
ということで、ロンドンバスの完成写真です。
今回、このロンドンバスは、岡山のCHELSEA HAIRさんの20周年記念ということで依頼製作しました。
バスの広告ももちろんこの車両のためにデザインしています。
製作コンセプトは、「60年代にCHELSEA HAIRさんの広告が出てるロンドンバス」です。
バスの側面もCHELSEA TRANSPORTになっています。本来はLONDON TRANSPORTです。
ルートをしめす番号も「20周年」にちなんで「20」です。
反対側の大きい広告も、ランブレッタ好きなオーナーなので
ランブレッタマンをチェルシーマンに変えて広告をデザインしました。
色もデザインも60年代ぽくなるようにしてみましたがどうでしょ?
キレイになりすぎないように、細かいエイジング処理をしています。
小さな恋のメロディの映画ポスターは、オーナーさんが好きな映画ということで入れてみました。
上から見ると、ロンドンバスの長さが際立ちます。実際この模型かなりの大きさです。
フロント周りから。
下から見上げるとスケール感がでて迫力ありますね★
どの角度から見てもロンドンバスってカッコいいですね。
運転手さんがいるとやっぱり臨場感があります。
実車をこの角度から見ることはなかなかないと思います。
ポスターの剥げた感じもなかなかナイス☆
エンジン周りも細部までこだわりまくってます。
フードを開けるとエンジンルーム。
資料を元に細部まで再現しています。
エンジンフードのウラまできちんと再現。
別の角度から。
普通にドライバーが乗ってますが、本来キットにはドライバーや乗客はついていません。
何気ないボディのパネルも実車の汚れを参考にしてエイジングしています。
車内に人の気配があるだけで全然雰囲気が違ってきます。
オイル染みやホコリ、塗装はがれなどなど、イロイロな状況を考えながらの作業です。
エイジング処理って奥が深いんですよね~
いろんな角度から見てもホントかわいくていいデザインです。
真後ろから。
行き先は「CHELSEA」です。THE WHOのポスターもなかなかいい感じでしょ。
天井部分も雨シミなどを想定して汚します。
斜め後方の乗り口がある部分はロンドンバスらしさが一番出るところです。
では車内の人たちを見てみます。全然派手な部分じゃないですけど、少しでも手を抜くとおもちゃっぽくなってしまいます。
車内の広告も全部オリジナルで作って貼っています。
本物のバスの車内っぽく見えるでしょ★
お母さんの話し声がするような感じが出せたら最高です。
一人のおっさん。
ロカビリーカップルは何を話してるんでしょうね。
読書中のおじさん。
外を眺める中学生くらいの少年。
最後に入口付近でたまってるモッズ君達です。
こういう風景が60年代にあったのかもしれませんね。
THE REARSのパーカーがかわいいでしょ。
もちろんモッズ君のフィギュアなんてないので、顔をのぞいてはハットやパーカーは全部スクラッチです。
パーカー君たちの後ろでフレッドペリーを着た少年も話を聞いています。
なんかほのぼのしてます。
時間も手間も材料費もかかりましたが、世界に一台のロンドンバス「CHELSEA HAIR」号が完成です。
岡山のCHELSEA HAIRさんの店内に飾られると思います。
こういうショップオリジナルのロンドンバスってほんといいなぁ~
納車(納品)した後、ロンドンバスが手元から旅立って少し寂しくなりました。笑
ということで、今年の更新は終わりです(あと20分ですけど)。
また来年も大した更新はできないと思いますが、気が向いた時にぼちぼち更新しよーかなと思ってます。
来年もよろしくおねがいします。
ではよいお年を★
「巨人がきたーーーーーー!」
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Revell社 『ロンドンバス』 1/24 製作記 最終回
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