久しぶりの★何でもやるぉ★のコーナーです。
今回は電子ライターの修理にとりかかってみようと思います。
そもそも「なんでライターの修理なんかするのか?」
自分でやってみないと気が済まないから。
ということで、今回のターゲットはこちら。
変わった形してますが、ゴルチェの円盤ライターです。
かなーり昔の製品で、とっくの前に廃盤になってます。
学生時代か、就職したての頃に使ってたんですけど、当然すぐ紛失してしまいました。
ふと思い立って、少し前にヤフオクでジャンクを買ってたんです。
完動品だと、意外と高いんですよ~これが。
とりあえずライターなんですが、現状火がつかないんです。
スイッチを押すと火花は確認済みなので、ガスが出てきてないような…
ネットで調べても、円盤ライターをバラした人が見当たらないので
わしがやるわぃ、と、お気に入りのデザインのライターなんで
重い腰を上げて修理に挑戦してみます。
丸いカタチのライターの中身ってどーなってるんだろー?って気になります。
とりあえずひっくり返すとこんな感じ。
ネジが見当たらないですね。
今回使うのは昔百均で買ってた極細ドライバー。
こんな時に役に立つとは…
小さい凹みがあるので、そこにマイナスを差し込んで…
少しコジコジすると外れました。恐らく糊でついてるだけでした。
開けると、中心に小さいプラスネジ発見。ネジはそこしか見当たらないのでとりあえず外します。
外すと、反対側のカバーが外れました。
中身はこんなことになってました。
中身はいたってシンプルですね~
前に百円の電子ライターを分解したことがあるんですが、機構はそれと全く同じで、
ガスのON/OFFきりかえを、円盤のカタチに沿ったスイッチと上手く連動させているだけでした。
ということで、とりあえず分解してみます。
まずはスイッチを上に引き上げるとすぐに外れます。
次に点火部品を外します。
さらにガスのON/OFFの切り替えをする小さい部品も外します。
ガスが出ないことには火がつかないので、とりあえず、ガスの出口を…
配線の銅線を使って入口をごしごしごしごし…とお掃除(になってるのかは謎)しておきます。
続いて、このガスの出口の部品を外してみることにします。
外れました。
次にガスの強弱調整ネジも外してみることに。
先ほどの部品を外したら、引っ張ったらすぐに抜けました。
わーい ばらばらやぁーーー★
外してみたはいいものの、何処を掃除したらいいのか全くわからず、そっと元に戻しました。笑
バラした順番に組み立てて行きます。
点火部品から火花が出るところに伸びている、黒いワイヤーが少しほにょほにょしてたので
ペンチで少し角度を調整しておきました ←意味があるのかは全く不明(ここ重要)
はい、元通りになりました。
カバーを閉めて、ガスを注入。
ガス注入後、しばらく経たないと、中のガスが安定しないのでしばらく待っておきます。
とその時!!! 闇夜に動く黒い物体!!!!
G!!!!!!!
でたーーーーーーーー 世の中で一番苦手なあの『G』がこのタイミングで!
あまりの慌て具合にイスで足の小指を強打。
しかもゴキジェットを準備する間に見失い、取りのがしてしまう大失態。。。
…いつまた姿を現すのかわからない緊迫した状況の中…
いよいよ点火確認…
3… 2… 1…
「ポチッ」とな
ぽっ
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ということで、何が根本的な原因だったのかは全く解明できませんでしたが、
とりあえず使えるようになりました。
めでたしめでたし。。。
で終わらないのが★何でもやるぉ★です。
なんと…
ぬははははははは… 全部まとめてジャンクで1,500円だったのだ。
どうだまいったか。
3時間、円盤ライターたちとの格闘の末…
これだけの円盤ライターが蘇りました。
直すついでに、部品をトレードして、オリジナルの配色にしてみたり。
これで一生、円盤ライターに困ることはないかと。
「物を大事にする」
これこそが、モノに溢れ、デジタルに溺れ、人情を忘れた人類に
ボクが命を削ってでも伝えたいことです。(大ウソ)
大切なシゴトを中断して、こんなどーでもいいブログを書いてる大バカ野郎に言われたくないですね。
んではでは、ごきげんよう。
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★何でもやるぉ★ジャン・ポール・ゴルチェ 円盤ライター修理の巻
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