いきなりですが、海外からランブレッタの修理に使う部品がごそっと届きました。
中身は細かい部品がいーーーっぱい入ってます。
細かい部品は重たいものや急ぎの場合は国内のお店から、
急ぎでない場合や、国内欠品の場合は、イギリスのscootopiaというお店で探すようにしてます。
ちなみに今回の海外からの送料は3,500円でした。
部品は届きましたが、今回のランブレッタで一つ大きな山を超えなければいけないのです。。。
それがこの部分。スタンドブラケットが付く、フレーム側のここなんですが…
片一方はこの状態。正しいものがついてます。
が、反対側がこの状態。
折れたのか溶接が外れたのか、別の鉄の部品が溶接されてました…
そのため、スプラッシュプレートも付いていない状態だったんです。。
うわ~これはめんどくさい…スルーじゃ! と思ってたんですが、ここをスルーするとずーっと気持ち悪いままなのもイヤなので、オリジナル通りに再生することにしました。
ここの部品だけ売ってないかな~と海外で探してみたんですが、ココの部品は売ってませんでした。どないしよ…
「ないものは作るぉ!」
ということで、モノづくりの基本に戻って作ります!
とりあえず、怪しい溶接してある部品をグラインダーで削って取り除きます。
言うのはカンタンなんですが、狭いし、グラインダーの砥石部分は小さくなってるし…
本体をできるだけ削らないように…と部品を削るだけで相当時間かかりました…
なんとか無事に削り取れました。この時点でおじさん、相当疲れてます。。
続きは次の日にしようかのぅ…と思ったんですが、道具を出したり入れたりもたいぎいので
老体にビシビシと鞭を打って進めます。
製作に使うのは、このLアングル。
オリジナルを正確にコピーするために…
珍しくきちんとメジャーで採寸します。普段は大体でやってるんですけどね。せっかくなんで。
Lアングルを65ミリの長さで切り出します。
幅をオリジナル通りの寸法になるようにカット。
二つの部材を溶接したら…
こんな感じになります。
これをオリジナルをお手本にグラインダーで丁寧に整形していきます。
とりあえずここまでできました。
なかなかいい感じではないですか★
オリジナルのヨコに並べてみます。
まだ穴は開けてませんが、素人でここまでできたら合格かな~と。
あとはフレームに溶接して、穴を開けたら完成です!
溶接跡はグラインダーである程度キレイに擦っておきました。
内側も3カ所補強の溶接してます。
パッと見、わかりません。というか、組み立てたら全く見えない部分ですし…
この山を無事超えたので、あとは結構スイスイいくんじゃないかなと思われます。
全く笑いのない更新で恐縮です。(・_・;)
ではでは。
↧
ランブレッタ スタンドブラケットの修理(その5)
↧