さてさて、今日はどうでもいい独り言です。
ランブレッタのオリジナルコンディション状態や、長期不動車、
レストア後、かなり時間が経った車両を起こす場合、いろんなパターンがあると思います。
例えば、こういう車両(オリジナルコンディションの長期不動車)が…
⇩
こういう状態で復活するということです。外装そのまま、調子良くというパターンですね。
でも、大体の場合共通するのは…
「お金をかけたくない」
ということではないでしょうか。
「かけたくないというよりは、かけられない」というのが正直なとこ。
ボクももちろんそうでして、お金がいくらでもあれば、ぽーんと丸投げしたいんですが、そうもいかない。
でも調子良くランブレッタに乗りたいと。
乗り出してから後のトラブルや、出先で不調になり、後日引き取り…などなどを考えると
お金をできるだけかけない方針でも、その予算の中でできることは全てやっておいた方が、
精神衛生上とっても良いというのが、ボクの少ない経験からの結論です。
自分場合だと、オリジナルコンディションの不動車を起こすとなると、
エンジンがかかるかどうかは全く無視。むしろエンジンかける方が危険と思ってます。
例えば…
キャブを掃除してキック。「お!?なんかかかりそう。」
キック数回、なんかエンジンかかったとします。
もし、ギアオイルが入ってなかったら?
鉄の破片がエンジン内部で悪さして、チェーンに挟まったら?
ニードルベアリングが粉々になってて、チェーンに挟まったら?
こういうのを考えると、得体のしれない車両のエンジンをかけるのはリスクが高すぎです。
調子良く乗ってた車両は別です。あくまでも長期不動車の場合です。
エンジン内部や、ブレーキまわり等、駆動部分に関しては、どうなってるか知っておかないと
何かあった時、即、命に関わる部分ですし。
なので、エンジンは必ず降ろして、全バラにして確認してます。
あと、「オリジナルコンディション=汚い車両」ではないと。
古くても、汚れは汚れ。「古い油汚れやホコリまで当時のじゃなきゃヤダ!」
という人は別として、汚物は汚物。
気持ちよく乗るためには、まずは一度ボディは完全にバラバラにして大掃除。
そうすることで、見えなかった変なボルトやプラスネジが発見できたり。
溶接が割れてる箇所が発見できたり(以前、フレームのエンジンマウントの溶接が割れてました)、組み上がった状態だと手が届かない場所までキレイに汚れを落とせたり。
車両についてたボルトやネジ、ゴム類をどこまで再利用するか、悩むのも楽しみの一つだったりします。
ネジやゴム全部を新品に変えるのもよし、見える部分はオリジナル部品をキレイにして再利用し、見えない部分の消耗品は新品に変えたりと、車両によって個性が出るところだと思います。
ま、汚いエンジンが嫌いなんですけど。手が汚れますし。
何より車両に愛情がこもります。笑
というわけで、ぐだぐだ書きましたが、オリジナルコンディションの車両を安心して(←ここ重要)乗れるようにするには、まぁ15~20万くらいが部品代かな~と。ざっとですよ、ざっと。
欲を言えば30万くらい部品代を使えると、不安もなく、長く乗れるランブレッタができるのではないかな~と。
あ、もちろんお店に頼む場合は、プラス工賃がかかります。
あくまでもランブレッタ好きな、いちド素人の感想です。
いつか誰かの何かの役に立てばいいな~くらいの軽い気持ちで書いておきました。
参考までに、素人がやるとこうなる的なリンクを貼っておきます。
何があっても責任はとれませんのであしからず。
「ランブレッタser-1 125 framebreather 復活への道」
ではでは。
↧
ランブレッタ オリジナルコンディション車や長期不動車を起こす(番外編)
↧