Quantcast
Channel: 「For your life?」
Viewing all articles
Browse latest Browse all 540

Revell社 『ロンドンバス』 1/24 製作記 その19

$
0
0
前回、乗客がわさわさと届いたところで終わってましたが、
乗客の作業はもう少し先になります。

今日の「ロンドンバスであそぼう」は、
「オリジナル水貼りデカールの製作」です。

デカールとは、水に浸して転写するシールのことです。

実は今回製作しているロンドンバスは「とあるお店の20周年特別仕様車」としての
お仕事なんです。

なので、できるだけオーナー様の好みに合わせた、
世界に一台だけの、特別な一台を目指してつくっておりマス。


さて、まずはイラストレーターで、データを作っていきます。


画像撮り忘れましたが、もう一枚、デカールを作っています。

使うのは、自作デカール作成では定番の、アルプス社のMD5500というプリンターです。


このプリンターの特徴は、インクジェットではなく、「リボン」を使うということ。


なぜ、デカール作成の定番かといいますと、「白が印刷できる」こと。ここが大切です。


インクジェットでもデカールは作れますが、基本的に、デカール用紙は透明(クリア)。
なので、例えば、黒い対象物にデカールを貼っても、ほとんど見えなくなってしまいます。

でもMD5500の白リボンを下地に使い、その上に絵柄を印刷すれば
対象物が黒いものに、白い文字を乗せれますし、写真を転写することもできるというわけです。

あ、あと、金色や銀色、金箔や銀箔も出来ちゃうんですよ☆

が、このプリンター、もう売ってないんですよね。
数年前に発売が終わり、メーカーサポートも終了。
でも、ニッチな人の間では、このMDシリーズが今でもバリバリ使われてるので、
修理してくれる会社があるので、なんとか使えてます。

ホコリにすっごい弱いので、プリンターはいつもビニールに入れて段ボールの中に丁寧にしまって、リボンも密閉したボックスの中に納めてあります。


と、説明が長くなりましたが、このプリンターのためだけに、
OS9が入ったMacを残してあります。笑


早速印刷します。このプリンターは、C→M→Y→Kの順番でリボンを印字していくので
カラーの場合だと、一枚を出力するのに、4回ほど出たり入ったりします。
あと、印字音がありえないくらい大きいです。

白を印刷しておいた後で、次はシアン…


続いてマゼンダ…


イエロー、ブラックを印字したら、完成です。


すっごい細かいところまでキレイに印刷されてます。

続いてメタリックゴールドです。使うのはこのリボン。


できた~★ すっごいキレイなメタリックゴールドです。


では貼れるところから貼っていきます。
まずはスペースはありながら、キットには入っていない、時刻表。


時刻表が入りました☆

続いて、バスとか電車によくある、車内広告。
キットにはついてないので、にぎやかにしていきます。
最初はこんな感じで、何にもありません。


当時の広告や、ランブレッタやベスパ、mini、007、guiness…などなど、
いろいろネットでダウンロードして、サイズを変えて作ってマス。
30個以上あるので、データ作るのも結構大変でした。。


20周年を迎えるお店のロゴマークはもちろん、
ボクの屋号、去年の広島モッズメーデーのフライヤーもこっそり入れてます。笑ナイス


BSAの広告もありますね。

ボクの好きな007「GOLDFINGER」も入れてみました。


こんなのや…


レトロ風に作ってある、YOUTUBE, TWITTER, FACEBOOKの広告も見つけたので入れました。


にぎやかになりましたね~


1階フロアの一番前には、なんと!ケブさんのフライヤーも。笑
大好きなギネスの広告も貼ってます。


同じく1階のフロアにお気に入りのランブレッタの古い広告もあります。




続いて、キットに入ってるデカールもちょこちょこ貼っていきます。




デカール貼ると、かなりいい雰囲気になりますよね~わーい
ちょこちょこ進めておきます。



というわけで、少しずつ完成度が高くなってきてますが
まだ完成は見えてきませんね。。涙

ではではバイバイ

Viewing all articles
Browse latest Browse all 540

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>