今までクルマの運転自体が特に好きっていうわけでもなく、クルマは「移動手段」っていう感覚だったので、正直クルマでのツーリングって興味なかったんです。
FIATジャルディ二エラが来てから、初めて「クルマ運転するの楽しいじゃん!」て思ったんですよね。
ちょうど春にお願いしてた革の財布が出来上がったって連絡あったので、
お友達を誘って、ドライブがてら田舎道を走ってきました。
停車中、なんか後ろから視線を感じます。笑
笑ってるみたいでしょ。
オースチンヒーレースプライトっていう英国車でホント可愛いオシャレなクルマなんです。
こんなデザインのクルマが60年代のイギリスで作られてたなんてホント洒落た国ですよね。
途中パン屋さんに寄りながら…
トラブルもなくナチュラルマインドさんに到着。
なんともほのぼのした佇まいですねぇ。。
出来上がった財布、丁寧な仕事でホント素晴らしい。
手づくりのこんな袋に入ってました。センスいいなぁ。こういうのって人柄ですね。
下の写真の右にうつってるナチュラルマインドのオーナーさんはワーゲンのレイトバスと、国産の古いミニカを所有する旧車好きで、古いバイクも自分でいじってます。
帰り、教えてもらったこれまた素敵なお店に寄り道しながら…
帰りましたとな。やっぱオープンが一番カッコいい★
真夏はさすがにオープンはしんどいので、これから秋にかけてサンルーフを開けて走るのにいい季節(・∀・)
旧車のエンジンにも優しいですしね。
今さらすぎますけど、クルマってやっぱ楽しいもんですね。
人間工学に基づいて追求された快適さやコンピューターシミュレーションなどによるエンジンの燃焼効率の向上等による燃費性能や出力の向上、高い衝突安全性能など、何もかも計算されつくした国産車は素晴らしい進歩ですし、故障も少ない。クーラーもヒーターもよく効いて快適だし、それは当然の進化だと思います。
1963年に作られたジャルディニエラなんて、フロントボンネット内にガソリンタンクがあって、すぐ横にバッテリーがあるレイアウト。正面衝突したら間違いなく一瞬で大炎上です。笑
ジャルディニエラに限らず、旧車って、どこか不完全なところが人間っぽいといいますか、
「人間のアタマで考えたことを、手を動かして形にしてる」のがダイレクトに伝わってくるような気がするんですよね。
細かい部品の一つ一つがしっかりとデザインされ、作り込まれてるのも魅力の一つだと思います。
コンピューター上で作られた車にはない、生命力といいますか、なんといいますか。
う~ん、なんかキモイですね。笑
ランブレッタも同じですけど、自分で手をかける余地がたくさん残ってるのがいい。
調子が悪かったらディーラーでコンピューターにつないで故障箇所を探す今の車、
オーナーさんが入る余地なんてほとんどないでしょ。
「車に人間が支配されてる感」がボクの中でどうしても受け付けないんですよね。
だからどんなに性能が良かろうが、デザインが良かろうが、今の国産車に全くこれっぽっちも魅力を感じないんです。
国産車を否定してるのとは全然違うんです。国産車が好きな人はもちろんそれに乗ってるのが幸せなはずですしね★
ただ、一度、年代とか関係なくデザインでも走りでも、これまで世の中に出て来た中で「自分が一番ピンとくる車」という観点で車を選んで、たまたまそれが旧車だったらそれを思い切って乗ってみるというのもいいんじゃないかなぁと。
何の話か自分でもわからなくなったんで終わります。笑
ではでは(・Θ・;)
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オースチンヒーレースプライト(カニ目)と田舎ドライブ
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