ボクみたいなアラフォー世代でサッカー経験者というと、
Jリーグ発足前でまだまだサッカー人気も今ひとつな時代。女子からの人気もイマイチ。
中学生当時、国民的スポーツといえば野球が当たり前だった時代。
プロのサッカーリーグが日本にあるはずがなく、サッカーの試合をテレビで観ることなんてほとんどありませんでした。ましてやワールドカップなんてテレビで観れるような時代じゃありませんでした。
そんな中、キャプテン翼をきっかけにサッカーを始めたのがアラフォー世代じゃないかと。
中学生の時には汗臭い部室にかたまり、サッカー雑誌を回し読みしながらブラジル選手たちの写真を見て、プレーを妄想の中で膨らませる時代。
マラドーナとか、カレカとか、ジーコとかプラティニとか載ってたような気がしますが、さすがによく覚えてません。日本のエースといえば木村和司さんでした。
風間さんがブンデスリーガで活躍してたのもその頃だったような…(遠い目)
もちろんカズがブラジルで大活躍してても日本のメディアに取り上げられることも無かった時代です。水島武蔵さんってのもいましたね。
さて、思春期まっさかりの自分は、サッカー雑誌の広告で、サッカースパイクの通販ページ見ながら、次はどんなスパイクがいいかのぅ…と、あーでもないこーでもないと、と心躍らせておりました。
通販といえば、当時、ジャンプの通販ページで「謎の筋トレマシーン」に手を出したこともありました。笑
おっと話がずれましたが、家庭の事情もあり、サッカースパイクはデザインで選ぶのではなく「値段」で選ぶしかありませんでしたので、選択肢なんてありません。
なのでいつも買ってもらっていたのがアシックスのボンバー。最安値スパイクです。
ボンバーばっかり何足買ってもらったか覚えてません。笑
ボンバー、今見るとシンプルでいいデザインですよね~
それから高校生になり、少し高いスパイク買ってもらったような気がしますが、一切記憶なし。
が、3年生の頃にどうしてもコレ!っていうスパイクがありまして、相当無理を言って買ってもらった記憶があります。
それがこれ。コパムンディアル。
定価20,000円! ムンディアルはですね、カンガルー革なんですよカンガルー。
もう革が柔らかいのなんのって、ホント当時は感動的でした。
履いたらすぐに汚れを落として、磨いて大切に使ってました。宝物でした。
雨の日なんて絶対履かなかったです。それくらい大事にしてたもんです。
それから大学になると、毎日サッカーの練習するわけでなく、サッカースパイクにお金使うより、飲み会にお金を使うようになっておりました。(・_・;)
なので大学時代のスパイク、今でもサッカーする時には履いてます。笑
というわけで大学時代から今まで約20年くらい自分のサッカースパイク買うことがなかったんで、スパイクの進化は全く知らなかったんです。
先日、酔っぱらって家に帰った時、中2のキッズがボクにスパイクをねだったらしく(記憶なし)、「おぅ!買っちゃるわぃ!」と甘やかしたらしいんです(記憶なし)。
そして届いたサッカースパイクがコレ。なんですか、この未来の夢の乗物みたいなデザインは…(・Θ・;)
よく見ると表面がうねうねして、どう見てもサバのうろこですよ…(・・;)
画像で見ると黒っぽく見えますが、これ、シルバーなんです。しかもベロの部分がゴールド。
ナイキのロゴマークが蛍光ピンク…(°Д°;≡°Д°;)
もっと良くわかる画像が公式サイトにありました。
いや… ギランギランしてますよ…
靴底なんて、蛍光イエローか蛍光グリーンなのか、おっさんは目がチカチカします。(゜д゜;)
やってる競技はサッカーですよ、サッカー。ボール蹴ってゴールに入れるだけですよ~。
金とか銀とかいります? 蛍光とかいります?
いや~ 実際ここまで進化(?)してるとはホントにビビりました。。
生産技術とか素材とか進歩してて、縫い目とかほとんどないんですね~最近は。
とはいえ、ずっと見てるとなんかカッコ良く見えてくるからフシギなもんです。
しかもネイマールと同じとか聞くと、おぉぉぉぉぉ…と思うからアホですね~ボクも。
ま、当分スパイクは買わないことをシラフの時にきっちり伝えたんで、しばらくは大丈夫かと。
今の中学生にこそ「ボンバー」を一度履いて、かかとの靴ズレを体験してもらいたいもんです。
↧
サッカースパイクの進化がおかしい… 気がする
↧