去年、初めてFIATのジャルディニエラって車があることを知りまして、
それから地道にネット上で情報収集をしてました。
ちなみにジャルディニエラという、舌をかみそうな名前のクルマですが
ルパンが乗ってる黄色いフィアットの後ろが長いバージョンです。
「これじゃ!」という一台をやっと見つけて、イタリアのお店と直接交渉。
写真をメールで送ってもらったり、個人輸入について調べたりしてました。
イタリア語はさっぱり分かりませんが、英語が通じたので何とか交渉成立。
あれやこれやとイロイロありましたが、今年の2月15日にイタリアの「ペサロ港」を出発。
ギリシャ、上海と経由して、つい先日神戸港にジャルディニエラが到着。
1963年式 DタイプのFIAT製造のジャルディニエラです。
後期になると、FIATではなく「アウトビアンキ製造」になります。詳しくはまだ知りません。笑
が、やっぱりボク的にFIAT製が良かったんで、がんばって探しました。
いろいろな手続きのため「だけ」に、朝っぱらから神戸に行ってきました。
はるばる海を渡ってきたコンテナといよいよ対面。
こ…この中にジャルディは本当にあるんだろうか…
すっごい小さいミニカーが入ってたらどうしよう… と悪い妄想をなんとか消しながら…
いよいよコンテナを開けます。
でっかいコンテナを贅沢に使って、何とも小さいジャルディニエラがいましたいました。笑
余裕で2台は入るスペースが空いてました。
ひとまず車があることで一安心。
イタリアで港まで自走したはずなのに、なぜかエンジンかからないので、前から押してコンテナから出します。
ついに、ジャルディニエラ、日本の地に降り立ちました。(・∀・)ワーイ
いや、お店に頼んだら当たり前のことなんですけど、何があっても自己責任の個人輸入は
いちいちドキドキが止まりません。(^^ゞ
いろいろ個人輸入について書こうかと思ってたんですが、めんどくさいんで割愛します。
それから宝塚市の専門店にレンタカーで移動。クルマは陸送です。
全てスケジュール通り! ていうか、想定外に順調でした。
お店に到着☆
ていうか… どこかで見た事ある…↓ダイハツ ココアです。
いやぁ~ 初めて実物見たんですけど、アホっぽい顔がなんともカワイイじゃないですか。
くるっと回ってみます。
いやぁ~ ホント小さい。ウチの駐車場は元々カントリーマン用の設計ですからちょうどいいんです。
うん… やっぱり見た事ある… ↓ダイハツ ココアです。
ボンネットの形や、窓の形などなど、ホントそっくりに作っちゃってますね。ダイハツさん。
こういう中国みたいなコピー製品造ってどうするんですかぁ…
別に気に入って買う人がいるし、買う人を否定する気は全くないんです。
ないんですけど、ここまでジャルディニエラそっくりなクルマを造って、
たくさん売れて儲かってダイハツの社員は、自分の子供に胸をはって
「ココアはわしが造った。(キリッ」
と言ってるんでしょうか。 と大きなお世話を考えてしまいますよね。
このデザインコピーはあまりにひどくないです?
まぁダイハツはMINIにそっくりな「ミラジーノ」っていうのも平気で造って売る会社なんで。
ま、それはさておき、ジャルディニエラは左ハンドルで、ドアのヒンジが後ろなので両サイドのトビラは前開きになります。
これがまたなんともいいじゃないですか。
後ろに回りました。
リアのトビラを開いてみました。
こんなに小さいくせに、後部座席は前に倒れてフラットになるんです。
いや… カワイイ。。。(・Θ・;)
雨が降ってたので、ピットに入って…
細かいところをお店の方とチェックします。
とりあえず、国内新規登録になるので、車検を通してもらいます。
「チンクはカンタンよ~」と聞いてたんで、最低限の整備だけしてもらって車検受けて…って
思ってたんですが、クルマがこれ一台しかないことに加えて、
これから先、ながーーーーーく安心して乗ることを考え、きっちり整備してもらうことにしました。
お店の人と話して決めた大まかな整備内容は…
●650ccボアアップ … 骨董品扱いじゃなく、普段の足として使うんで乗り心地重視で。このタイミングでエンジンフルOHです。
●ミッションシンクロ化 … ノンシンクロでダブルクラッチ車もいいな~と思ってたんですが、まぁ乗りやすさと、各部の消耗を考えてシンクロ化にします。
●ブレーキ油圧系統全交換 … やっときます。
●電磁ポンプ化 … ポンプを電磁化することでエンジンにかかる負担を少しで和らげ、かつ安定したガソリン供給に。
●ポイントレス化 … ポイントは別に嫌いじゃないんですが、まぁ別にこだわってもないので、ポイントレスにしてもらうことにしました。
●その他、小さいところを少しばかり
ランブレッタをいじってる時に勉強したんですが、イタリアから入った車両、
結構現地での使われ方が荒い場合が多いので、エンジンも絶対バラさないととてもじゃないけど怖くて乗れないんです。
という訳で、結構なところまで手を入れてからの納車になることになりました。
ま、これから先は自分でコツコツ直し方を覚えたり、自分でできることはなんでも自分でやるつもりです。
気になる納車ですが… 聞いてみたところ
「約3か月後ですかね…」
もしかしてGWはジャルディニエラで遊べるかも!?と安易に考えてたのですが、
予備検査などもあり、エンジンOHもあり、慣らし運転もありなので
まぁそれくらいはかかるか…
小さいランブレッタの場合でもなんだかんだでかかっちゃいますし。
まだまだジャルディニエラはおあづけです。。。。゚(T^T)゚。
↧
FIAT500 ジャルディニエラが日本に到着☆
↧