先日の呉オールドモーターズミーティングにランブレッタ1型で行く前に
エンジン内部の修理完了後、試運転も終わり、灯火類も一応チェックしておこうと思い、
ブレーキペダルを踏んだ時。
なぜかブレーキライトが点灯しない。。
ん?? また苦手な配線がどっかで切れてるんかい~
と思って下をのぞくと、ブレーキすいっちがぷらーんとしてるのを発見しました。
スペアのブレーキスイッチってあったけな~と思い、
現在進行中の、わらしべ号の部品が大量に入った段ボールをごそごそごそ…
あった~!
とりあえずこれで直せるし!
ということで、早速直します。
接線を外してよく見ると、スイッチのプラが割れて、二つに別れてました。
ここで問題になるのが、この車両が1型ということ。
詳しくどの年代から変わるのかまでは分からないんですが、
手元の車両を見ると、TV2型と3型のブレーキスイッチは、
「ボディ側にネジ2つで取付けるタイプ」。
それに対して1型は
「ブレーキペダル本体にネジ2つで取付けるタイプ」なんです。
明らかに、取付部分の形状が違い、1型用は、スイッチの後ろに鉄のステーがついていて
長いネジは出ていません。
1型用のスイッチが売ってればそれを購入して取り替えればいいだけの話なんですが、
casa lambrettaやその他で売っているタイプは、大体(全部?)が前者のボディ側に取付けるタイプでして、1型用のスイッチは売ってないんです。
ボクが知らないだけで、もしかしたら、最近は売ってるのかもしれないです。
ということで、ブレーキペダルにスイッチを装着するタイプは
少々取付に工夫と加工が必要になりましたので、書いておこうかなと。
まずは、新品のブレーキスイッチの要らない部分を加工します。
ブレーキのプラ部分をキズつけないように慎重にカットします…
おぉ!なかなか上手くいきました。
あとは、元々ついていた壊れたスイッチの鉄のステー部分と、残ったプラ部分を外して、
先ほど加工したスイッチをネジで留めます。
この部分は、振動も多いし、力がかかる部分なので、ネジが緩みやすいので、
セルフロックナットで留めるのがいいかもです。
んでもって、完成です。
元々あった位置に装着すれば、作業終了。
所要時間約40分。
無事ブレーキスイッチが点灯するようになりました。
ボクの少ない経験上ですが、ここのスイッチって、いろんなメーカーから出てて、
値段も安いのから高いのまでイロイロありますが、
安いのはすぐに壊れる、もしくは最初から壊れていることが多いかな、と。
何度か安いからと、買って、ソッコー壊れたことがありました。。。
ここの部品はcasa lambretta製を買うことをお奨めします。
「ランブレッタ1型に乗ってる人には、いつか役立つかも」な整備日記でした。
あ、ちなみに2型以降のブレーキスイッチは、ポン付けで簡単に直せますので
ブレーキライトが点かなくなったら、スイッチ不良で交換か、テールライトのバルブ切れが考えられますので
自分でやってみるのも愛着がわいていいかもしれませんね
[追記]
今回の作業、部品交換ではなく、プラリペアを使用しての修復も可能です。
プラリペアとは…こちら
上記サイトによると、プラリペアは、プラ同士を「接着」ではなく「溶着」できるので、強度もかなり期待できそうです。
自分で試したことはないので、大丈夫と断言はできませんけど、試してみる価値はありそうです。
全然オチのないおもろくない日記でさーせん。
なんか最近、頭がスースーするので、このへんで。(謎)
ではでは
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ランブレッタLi-1 リアブレーキスイッチ修理
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