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MC号 ランブレッタLi-2 エンジンOH 「無事終了」編

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世の中、毎日毎日、いろんなコトがありますね。
W杯出場決定とか、AKB総選挙とか。

ボクの興味はもっぱら「為替相場」ですけど。


ま、いろいろありますが、ボクのアタマの中は、
ランブレッタ2型、MC号のエンジンOH後の謎の不調のことでいっぱいでした。

前回の模様はこちら

といいますのも、エンジンのOHは無事に終わり、一度はMC宅に乗って帰ったけど
エンジンがかからなくなった、というところまでで
前回の日記は終わってました。

今日は写真一切なし。撮る余裕がありまへんでした。

※どこかで誰かがランブレッタをいじってて、不調になった時に役に立てばいいなくらいの
軽い気持ちで書いてるだけですので、この通りに作業したからといって
不調が直るという保障は一切ありませんのであしからず。


【エンジンOH後の不調の内容】
●かかる時はキック一発ですぐにかかる。けど、なぜかかからなくなる時がある。
●一度かからないと、何度キックしてもかかる気配なし。
●エンジンが温まった状態で、エンジンを止めた後、かからなくなる。(ホットスタート始動困難)
●直キャブにすればかかるようになる場合もたまにあるが、それが原因とはわからない。(たまたまかもしれないということ)
●一度エンジンがかかると、アイドリングも不安定でなく、走りも好調。

という症状です。

【エンジンOH後、追加でボクが行った作業内容】
①プラグの新品交換 → 症状変わらず(でも当然やるべき)
②プラグコードとキャップの接触確認(HTコイル部分含む) → 異常なし
③プラグを抜いての火花確認 → 異常なし
④3kgの炭を全部使ってのマフラー焼き → 症状変わらず
⑤点火タイミングを22度⇒19度に変更(タイミングライト使用) → 症状変わらず
⑥コンデンサー交換 → 交換後、一瞬好調になったかと思いきや症状変わらず
⑦手持ちの2型用キャブに交換 → 症状変わらず

実はこの⑥の作業後、エンジンがキック一発でかかり、近所をうろうろした後の
エンジン始動がキック一発になったんです。

「これは直った!!!!!わーい」と、その夜、意気揚々とMC宅に納車に行ったんですが、
そこで、エンジン止めた後に、また最初のエンジンかからず症状再発。。。
押しがけでなんとかエンジンをかけて、また帰宅。。 

このパターン、まじ凹むっす。。。がーん


しばらく、土間でMC号をず~~~~~~~~~~と眺めながら、
悩むこと数日。。。。。

週末、MCと作業開始。

「HTコイルを再度交換してみるか…」

と思い立ち、エンジンOH時に交換していたHTコイルを
たまたま手元にあった別のHTコイルに交換してみることに。
※MC号は6Vポイント車です。

交換後、キック。。。

「ぶろろろろろろろろろろろーーーーーーん」


「れ?? れれれ?」


エンジン止めて再度キック。


「ぶろろろろろろろろろろろーーーーーーん」

もしや… これはいけるのか??

半信半疑のまま、MCがエンジンを思い切り暖めるべく、10分くらい試走。
十分エンジンもマフラーも暖まった状態で、エンジンオフ。

そして、ドキドキしながら、期待もせず(内心期待大)ホットスタートのテスト。
MCがキック。

「ぶろろろろろろろろろろろーーーーーーん」

再度エンジンオフ。さらにキック。

「ぶろろろろろろろろろろろーーーーーーん」


「これは直ったっぽいんじゃね~すか?」

ということで、整備見学に来てたKさんと3人でバイパスを通り、
廿日市のクアドロフェニアまで試走することに。

30分弱で、無事到着。
エンジン止めて、すぐにキック。。。 ドキドキ。。。

「ぶろろろろろろろろろろろーーーーーーん」

おぉぉぉぉ! これはまちがいね~!!!! 直ってる!!!

ということで、ソフトクリーム食べて帰りましたとな。


結論
HTコイルの不良が原因でした。
もしかしたらコンデンサーも不良だったかも。


というわけで、キック1~3発で始動性も最高になって帰って行きました。

よくポイントはどーのこーのというのを聞きますが、
ランブレッタは工業製品ですからね~ 当時はそれがふつーだったわけで。

きちんと整備されてたら、12V CDIと全く遜色のない始動性です。
ライトが暗いのは仕方ない。でも暗すぎることは全然ないです。

暖まった時にポイントだとエンジンかかりづらいとかも聞きます。

が、それは
「6Vポイント車だからではなく、どこか、何かがおかしいから」です。
ボクのTV-2はほぼいつでもキック数発ですし、MC号もキック数発でエンジン始動できますから。

熱だれとかも、ないとは言いませんが、まぁキック5発くらいまででかからなければ
その車両、どこか不調です。
「ランブレッタはこんなもの」「じゃけ、CDIにしたらええやん」
という問題ではありませんので。

と、えらそーに書いてますが、素人でも、自分たちで原因を突き止めて直すということを
積み重ねていくと、今までの間違った常識に気付くことがよくあります。

「いいガソリン」「いい圧縮」「いい点火」
この3要素さえ揃えば、必ず調子はいいものです。

もし6V車で、いろいろ新品のはずなのにエンジン始動困難に悩んでる方、
コンデンサーとHTコイルを疑ってみてください。
新品でも不良品の場合があるので、コンデンサーとHTコイル買う時は
2個用意するのをおすすめします。


いやはや…今回はホント悩みました。
新品HTコイルがまさかの不良品だったとは。。。

ランブレッタって奥が深いなぁ。。。寒い 

[教訓]
イタリア製品の電装品、新品も疑ってかかるべし。

ではではバイバイ


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